国府町府中(こくふちょうこう)は、徳島県徳島市の町名。国府地区に属している。郵便番号は779-3122。
地名の通り、古代には阿波国国府があり、「府中」と書いて「こう」と読むのは、江戸時代に「府中(ふちゅう)=不忠」に通じるのを嫌った徳島藩が、「国府」にかけ、かつ「孝」に通じるよう読ませた為と言われている[要出典]。
地理
徳島市の北西部に位置。北は国府町日開、東は国府町和田・国府町早淵、南は国府町中、西は国府町観音寺と接する。鮎喰川左岸の沖積平野に位置し、標高は6.0〜7.8m。北から南へJR徳島線・国道192号・伊予街道が東西に走り、国府町地区の中心集落として市街地化が進む。
歴史
古代の名方郡条理地割がよく残り、古代阿波国の国衙が置かれ、九反田・京田・弐反地・御共田・御所ノ池・若宮・北門・城ノ内・市ノ窪などの国府に関係あると考えられる旧小字がある。旧小字の宇田淵にある大御和神社は式内社であり、国府町地区の氏神である。
1967年(昭和42年)に名東郡国府町が徳島市に編入し、現在の町名となった。
世帯数と人口
2022年(令和4年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
国府町府中 | 1,150世帯 | 2,544人 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
交通
鉄道路線
道路
- 一般国道
- 都道府県道
路線バス
- 徳島バス
施設
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b “町丁別住民基本台帳人口・世帯数”. 徳島市 (2022年9月1日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “徳島市通学校区一覧表”. 徳島市. 2022年9月20日閲覧。
参考文献
外部リンク