林康子

ウィキポータル クラシック音楽
ポータル クラシック音楽

林 康子(はやし やすこ、1943年7月19日 - )は、ソプラノ歌手。香川県東かがわ市出身。夫はバス歌手のジャンニコラ・ピリウッチ。藤原歌劇団団員。

経歴

香川県立高松高等学校から東京芸術大学を経て同大学院修了後、ミラノ・ヴェルディ音楽院スカラ座のオペラ研修所に留学。柴田睦陸ニコラ・ルッチ、リア・グァリーニに師事。

1968年日伊声楽コンコルソ第一位、1970年モンティキァーリ国際コンクールおよびパルマ国際オペラ歌手コンクール第一位、1971年ロニーゴ国際コンクール第一位、1972年イタリア国営放送ロッシーニ生誕180周年記念コンクール第一位。1982年イタリア金の射手座賞、1983年毎日芸術賞、1988年サントリー音楽賞を受賞。2006年11月紫綬褒章受章[1]。 2014年11月旭日小綬章受章[2]

1997年より母校の東京藝術大学にて後進の指導にあたった。カルロス・クライバーホセ・カレーラスらをはじめ著名な指揮者・歌手と共演。

1972年にミラノスカラ座での公演に、ジャコモ・プッチーニのオペラ「蝶々夫人」の蝶々夫人役で日本人としては初めて出演。

著書

  • 『スカラ座から世界へ』南條年章共著 フリースペース 2015

脚注

  1. ^ “平成18年秋の褒章受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 3 (2006年11月3日). 2007年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月13日閲覧。
  2. ^ “平成26年秋の叙勲 旭日小綬章等受章者 東京都”. 内閣府. p. 2 (2014年11月3日). 2015年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月16日閲覧。

外部リンク

  • かがわさぬき野2005年秋号掲載インタビュー記事「瀬戸の海が育てた世界のプリマドンナ」[リンク切れ]
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • カタルーニャ
  • ドイツ
  • イスラエル
  • アメリカ
  • 日本
  • チェコ
  • ポーランド
芸術家
  • MusicBrainz
その他
  • IdRef
  • 表示
  • 編集
スタブアイコン

この項目は、クラシック音楽に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル クラシック音楽/ウィキプロジェクト クラシック音楽)。

  • 表示
  • 編集