城妃美伶

しろき みれい
城妃 美伶
生年月日 6月12日
出身地 日本の旗 日本 東京都杉並区
身長 162cm
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 2011年 -
活動内容 2011年:宝塚歌劇団入団
2012年:星組配属
2014年:花組へ異動
2019年:宝塚歌劇団退団
2020年:芸能活動再開
配偶者 既婚
主な作品
宝塚歌劇
かもめ
Ernest in Love
『ベルサイユのばら』
花より男子
舞台
『るろうに剣心』
備考
宝塚歌劇団卒業生
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城妃 美伶(しろき みれい、6月12日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団花組・星組の娘役スター。

東京都杉並区[1]雙葉中学校出身[1]。身長162cm[1]。愛称は「みれい」、「しろきみ」[1]

来歴

2009年、宝塚音楽学校入学。

2011年、宝塚歌劇団に97期生として入団[2][3]。入団時の成績は3番[2]。星組公演「ノバ・ボサ・ノバめぐり会いは再び」で初舞台[2]

2012年、組まわりを経て星組に配属[2][3]

2013年の「ロミオとジュリエット」で新人公演初ヒロイン[4][3]。その後も5度に渡って新人公演ヒロインを務める[5]

2014年の「かもめ」でバウホール公演初ヒロイン[3]。同年10月8日付で花組へと組替え[6]

2016年の「アイラブアインシュタイン」で、桜咲彩花とバウホール公演ダブルヒロイン[7]

2019年の「花より男子」(TBS赤坂ACTシアター公演)で、東上公演初ヒロイン[8][9]。牧野つくし役を演じる[8][9]。同年11月24日、明日海りお退団公演となる「A Fairy Tale/シャルム!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5]

2023年、アルゼンチン人のタンゴダンサーと結婚したことを自身のSNSで報告[10]

人物

4歳からクラシックバレエを習い、バレリーナを目指していた[3]

小学生の時、宙組公演「炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ」で宝塚を初観劇[11]。その日のうちに宝塚に入ろうと決める[11]

5度に渡って新人公演ヒロインを務め、本公演でも重要な役どころを担うなど、美貌の娘役として活躍した[5]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

組まわり

  • 2011年6 - 9月、花組『ファントム』 - 団員女
  • 2011年11 - 2012年2月、星組『オーシャンズ11』

星組時代

花組時代

  • 2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - セシリイ・カデュー
  • 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - シモーヌ、新人公演:アリシア・グランディー(本役:花乃まりあ)『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』 新人公演ヒロイン[3]
  • 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - ロザリー/小公女『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場台北国家戯劇院
  • 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 雲井の雁、新人公演・代役:紫の上(本役:桜咲彩花[注釈 1]『Melodia-熱く美しき旋律-』
  • 2016年2 - 3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - セシリイ・カデュー[注釈 2]/ロンドン市民・農民・メイド[注釈 2]
  • 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - メイ・マイルズ、新人公演:サリー・スミス(本役:花乃まりあ) 新人公演ヒロイン[注釈 3][12]
  • 2016年9月、『アイラブアインシュタイン』(バウホール) - エルザ バウWヒロイン[7]
  • 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 後宮の女シュリヤ、新人公演:タルハーミネ(本役:花乃まりあ) 新人公演ヒロイン[13]
  • 2017年3 - 4月、『仮面のロマネスク』 - セシル・ブランシャール『EXCITER!!2017』(全国ツアー)
  • 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - イサカ、新人公演:フルヒ(本役:桜咲彩花)『Santé!!』
  • 2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館) - 北小路環
  • 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - マーゴット、新人公演:シーラ・ポーツネル男爵夫人(本役:仙名彩世新人公演ヒロイン[14]、初エトワール
  • 2018年5月、『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』(バウホール) - ビアンカ
  • 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 咲『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
  • 2018年11 - 12月、『Delight Holiday』(舞浜アンフィシアター
  • 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - アンリエット
  • 2019年6 - 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 牧野つくし 東上初ヒロイン[8][9]
  • 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ[注釈 4]
  • 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - フローレンス・ウィールドン夫人『シャルム!』 退団公演[5]

出演イベント

  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』(コーラス)
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

受賞歴

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 桜咲彩花の休演により、11/27〜12/10は代役で紫の上役を演じる。雲井の雁役は春妃うららと音くり寿が務めた。
  2. ^ a b 音くり寿と役替わり。
  3. ^ 宝塚新人公演は1幕、東京新人公演は2幕のみ。
  4. ^ 6/26のみ特別出演。

出典

  1. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、27頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
  2. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 123.
  3. ^ a b c d e f g h フェアリーインタビュー 花組 城妃美伶 ウィズたからづか。
  4. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 320.
  5. ^ a b c d 宝塚花組 芽吹幸奈、城妃美伶らの退団を発表 デイリースポーツ。
  6. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
  7. ^ a b 宝塚花組、瀬戸かずや初主演作が初日 鮮やかな金髪姿に“変身” スポニチAnnex。
  8. ^ a b c 宝塚歌劇花組『花より男子』柚香光、城妃美伶 囲み取材 エンタメターミナル。
  9. ^ a b c 宝塚花組「花より男子」開幕、柚香光が道明寺司に「なんてかわいいやつなんだ」 ステージナタリー。
  10. ^ 【ご報告】 城妃美伶インスタグラム。
  11. ^ a b 『NEW GENERATION III』 阪急コミュニケーションズ、2013年、59頁。ISBN 978-4-484-13514-4。
  12. ^ 優波慧、綺城ひか理 花組新公で初主演 魅せた丁寧な役作り スポニチAnnex。
  13. ^ 綺城ひか理「明日海さん助言いただき…花組の魅力、もがいて表現」、同期の城妃美伶も笑顔 新公『金色の砂漠』 産経WEST。
  14. ^ 入団4年目の聖乃あすかが初主演「透明感を出したい、と普段のお化粧よりベースを作ることから意識」 スポニチAnnex。
  15. ^ 「GREASE」三浦宏規&屋比久知奈らの扮装ビジュアル解禁、男性陣はリーゼントに ステージナタリー。
  16. ^ 小池修一郎演出、小池徹平主演ミュージカル『るろうに剣心 京都編』5月・6月に上演決定! 演劇キック。
  17. ^ アニメ「イヴの時間」を荻田浩一の演出で舞台化、主演は瀬戸利樹&花乃まりあ ステージナタリー。
  18. ^ “舞台は深い森と古城「Moon of Ruined Castle ~クランベリー・ムーン~」に城妃美伶ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月6日). https://natalie.mu/stage/news/539896 2023年9月6日閲覧。 
  19. ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。

参考文献

外部リンク

宝塚版 ベルサイユのばら 主要キャスト
大劇場
東宝公演
(本公演)
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
全国ツアー
その他劇場
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
関連項目