ザ・ボーイ・フロム・オズ
『ザ・ボーイ・フロム・オズ』(The Boy from Oz)は、オーストラリア出身のシンガーソングライター、ピーター・アレンの生涯を描いたミュージカル。
概要
1998年3月、オーストラリアのシドニーでの公演が初演。主演はトッド・ケネディ。2年間で766回上演された[1][2]。
2003年、ブロードウェイで上演され、同じくオーストラリア出身でピーター役を演じたヒュー・ジャックマンは、本作品でトニー賞主演男優賞(ミュージカル部門)を受賞している。
2005年、同上のミュージカル「ザ・ボーイ・フロム・オズ(The Boy from Oz)」が日本で上演され、20th Centuryの坂本昌行がピーター役を演じた。その後、日本で同じキャスト、カンパニーにて、2006年に再演、2008年に再再演された。
2020年に日本で3度目の再演が決定。この年、ピーター役の坂本は48歳の年であり、「ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています」[3]と語っている。新型コロナウイルスの影響で全公演中止になった。
2022年に2年越しのリベンジ公演。[4]
公演日程
- 初演(2005年)
- 2005年6月10日 - 6月27日 (東京・青山劇場)
- 再演(2006年)
- 2006年10月28日 - 11月6日 (東京・青山劇場)
- 2006年11月23日 - 11月26日 (大阪・大阪厚生年金会館(現・オリックス劇場)芸術ホール)
- 再再演(2008年)
- 2008年10月5日 - 10月14日 (東京・青山劇場)
- 2008年10月23日 - 10月26日 (大阪・シアターBRAVA!)
- 再再再演(2020年)※新型コロナウィルス感染拡大防止のため全公演中止
- 再再再演(2022年)
- 2022年6月18日 - 7月3日 (東京・東急シアターオーブ)
- 2022年7月14日 - 7月16日 (大阪・オリックス劇場)
主な配役
初演~再再演キャスト
- ピーター・アレン(ピーター・ウールノー) - 坂本昌行(V6 / 20th Century)
- グレッグ・コンネル - IZAM
- ライザ・ミネリ - 紫吹淳
- ジュディ・ガーランド - 鳳蘭
- マリオン・ウールノー - 今陽子
- ディー・アンソニー / ディック・ウールノー - 団時朗
- クリス・ベル - 松原剛志
再再再演キャスト₍2020₎※新型コロナウィルス感染拡大防止のため全公演中止
- ピーター・アレン(ピーター・ウールノー) - 坂本昌行(V6 / 20th Century)
- グレッグ・コンネル - 寺西拓人(ジャニーズJr.)
- ライザ・ミネリ - 紫吹淳
- ジュディ・ガーランド - 鳳蘭
- マリオン・ウールノー - 今陽子
- ディー・アンソニー / ディック・ウールノー - 宮川浩
- クリス・ベル - 松原剛志
再再再演キャスト₍2022₎
- ピーター・アレン(ピーター・ウールノー) - 坂本昌行(20th Century)
- グレッグ・コンネル - 末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
- ライザ・ミネリ - 紫吹淳
- ジュディ・ガーランド - 鳳蘭
- マリオン・ウールノー - 今陽子
- ディー・アンソニー / ディック・ウールノー - 宮川浩
- クリス・ベル - 松原剛志
脚注
- ^ Boy From Oz Opens Mar. 5 in Sydney Playbill, March 5, 1998
- ^ "Peter Allen Musical Bio, The Boy From Oz, Bows March 5 in Sydney" Playbill, January 27, 1998
- ^ “坂本昌行が12年ぶりにピーター・アレン演じる、ミュージカル「THE BOY FROM OZ」”. ステージナタリー (2020年1月24日). 2020年1月24日閲覧。
- ^ “坂本昌行主演、ミュージカル「THE BOY FROM OZ」2年越しの上演決定”. ステージナタリー (2022年2月27日). 2022年2月27日閲覧。
外部リンク
- THE BOY FROM OZ - 2020年版公式ホームページArchived 2020年5月29日, at the Wayback Machine.
- THE BOY FROM OZ - 2022年版公式ホームページアーカイブ 2022年2月27日 - ウェイバックマシン