クリス・ベンソン

クリス・ベンソン
Kris Benson
ボルチモア・オリオールズでの現役時代
(2006年8月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ウィスコンシン州ダグラス郡スペリオル
生年月日 (1974-11-07) 1974年11月7日(49歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 MLBドラフト1巡目
初出場 1999年4月9日
最終出場 2010年4月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 1996年
この表について
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オリンピック
野球
1996 野球

クリストファー・ジェームズ・ベンソンKristopher James Benson, 1974年11月7日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ダグラス郡スペリオル出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。

元妻はモデルのアンナ・ベンソン。

経歴

ニューヨーク・メッツ時代
(2005年9月25日)

クレムゾン大学時代の1996年にチームメイトのビリー・コッチ(後にトロント・ブルージェイズから4巡目指名)と共にアトランタオリンピック野球アメリカ合衆国代表として出場。ベンソンは同年、ロータリー・スミス賞を受賞し、6月のMLBドラフト1巡目(全体1位)でピッツバーグ・パイレーツから指名を受け、プロ入り。契約金は当時の最高額となる200万ドル[1]

大学出の投手としてはロジャー・クレメンス以来の逸材と言われ、1999年スプリングトレーニングで防御率0.75を記録[2]。開幕3試合目の4月8日にパット・ミアーズ(英語版)の故障に伴い、メジャーに昇格[2]。翌9日にメジャーデビューを果たし、メジャー初勝利。31試合に登板し、11勝14敗、防御率4.07、139奪三振を記録し、新人王の投票では4位にランクインした。

2003年は、開幕投手を務めたものの、故障したの手術のために7月でシーズン終了となった。2004年7月30日に、タイ・ウィギントンおよびホセ・バティスタ、マット・パターソンとのトレードで、ジェフ・ケッピンジャーと共にニューヨーク・メッツへ移籍。同年11月1日にFAとなり、同年11月30日にメッツと再契約。

2006年1月21日にホルヘ・フリオジョン・メインとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍。2007年、肩の手術を受けた為、シーズン絶望となった。同年11月1日に来季の契約オプションを破棄され、FAとなる[3]

2008年2月13日にマイナー契約でフィラデルフィア・フィリーズへ移籍したが、メジャーに昇格することなく8月30日に自由契約となった。

2009年2月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約[4]。開幕をメジャーで迎えたが、4月22日から故障者リスト入り。5月6日に復帰を果たしたが、それ以降はリリーフとして起用された。8試合の登板で防御率8.46の成績で、6月9日にAAA級のオクラホマシティ・レッドホークスヘ降格した[5]

2010年3月17日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[6]。開幕を傘下のAAA級リノ・エーシズで迎えたが、4月17日にメジャー昇格を果たした[7]

2011年1月10日、現役引退を表明。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1999 PIT 31 31 2 0 1 11 14 0 0 .440 840 196.2 184 16 83 5 6 139 2 1 105 89 4.07 1.36
2000 32 32 2 1 0 10 12 0 0 .455 936 217.2 206 24 86 5 10 184 5 0 104 93 3.85 1.34
2002 25 25 0 0 0 9 6 0 0 .600 576 130.1 152 18 50 8 3 79 3 1 76 68 4.70 1.55
2003 18 18 0 0 0 5 9 0 0 .357 475 105.0 127 14 36 4 1 68 7 0 67 58 4.97 1.55
2004 20 20 0 0 0 8 8 0 0 .500 564 132.1 137 7 44 5 6 83 2 0 69 62 4.22 1.37
NYM 11 11 1 1 1 4 4 0 0 .500 290 68.0 65 8 17 3 4 51 3 0 37 34 4.50 1.21
'04計 31 31 1 1 1 12 12 0 0 .500 854 200.1 202 15 61 8 10 134 5 0 106 96 4.31 1.31
2005 28 28 0 0 0 10 8 0 0 .556 737 174.1 171 24 49 5 4 95 4 0 86 80 4.13 1.26
2006 BAL 30 30 3 0 0 11 12 0 0 .478 781 183.0 199 33 58 2 7 88 6 0 105 98 4.82 1.40
2009 TEX 8 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 114 22.1 33 6 12 0 3 11 0 0 23 21 8.46 2.01
2010 ARI 3 3 0 0 0 1 1 0 0 .500 67 14.0 18 2 6 0 1 8 1 0 9 8 5.14 1.71
MLB:9年 206 200 8 2 2 70 75 0 0 .483 5380 1243.2 1292 152 441 37 45 806 33 2 681 611 4.42 1.39

年度別守備成績



投手(P)












1999 PIT 31 15 27 2 6 .955
2000 32 8 28 2 0 .947
2002 25 12 11 2 2 .920
2003 18 6 10 1 2 .941
2004 20 12 19 0 2 1.000
NYM 11 5 6 1 0 .917
'04計 31 17 25 1 2 .977
2005 28 7 29 0 2 1.000
2006 BAL 30 15 25 2 2 .952
2009 TEX 8 2 1 0 0 1.000
2010 ARI 3 1 1 0 0 1.000
MLB 206 83 157 10 16 .960
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 34(1999年 - 2000年、2002年 - 2006年)
  • 37(2009年)
  • 48(2010年)

代表歴

脚注

  1. ^ “Kris Benson from the Chronology” (英語). BaseballLibrary.com. 2009年3月26日閲覧。
  2. ^ a b 「30球団マンスリー・リポート ピッツバーグ・パイレーツ 5日間で味わった"天国と地獄"期待の新鋭ベンソン颯爽デビュー」『月刊メジャー・リーグ』 1999年6月号、ベースボールマガジン社、1999年、雑誌 08625-6、84頁。
  3. ^ “Orioles decline option on Benson” (英語). MLB.com (2007年11月1日). 2010年5月20日閲覧。
  4. ^ Associated Press (2009年2月21日). “Rangers invite Benson to spring training” (英語). ESPN.com. 2010年5月20日閲覧。
  5. ^ Sullivan, T.R. (2009年6月9日). “Rangers acquire Grilli, outright Benson” (英語). MLB.com. 2010年5月20日閲覧。
  6. ^ “D-backs sign Benson to Minor League contract” (英語). MLB.com (2010年3月17日). 2010年5月20日閲覧。
  7. ^ Gilbert, Steve (2010年4月17日). “D-backs alter roster to add Benson” (英語). MLB.com. 2010年5月20日閲覧。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、クリス・ベンソンに関連するカテゴリがあります。
  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Kris Benson stats MiLB.com (英語)
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ピッツバーグ・パイレーツ開幕投手
1880年代
1890年代
1900年代
  • 00 サム・リーバー
  • 01 サム・リーバー
  • 02 ディーコン・フィリップ
  • 03 ディーコン・フィリップ
  • 04 ディーコン・フィリップ
  • 05 パッシー・フラエティ
  • 06 ビック・ウィリス
  • 07 ディーコン・フィリップ
  • 08 ハウイー・カムニッツ
  • 09 ハウイー・カムニッツ
1910年代
1920年代
1930年代
  • 30 レイ・クレマー
  • 31 ラリー・フレンチ
  • 32 ラリー・フレンチ
  • 33 ビル・スウィフト
  • 34 ヘイニー・マイネ
  • 35 ウェイト・ホイト
  • 36 サイ・ブラントン
  • 37 サイ・ブラントン
  • 38 サイ・ブラントン
  • 39 サイ・ブラントン
1940年代
  • 40 ボブ・クリンガー
  • 41 ボブ・クリンガー
  • 42 マックス・ブッチャー
  • 43 リップ・シューエル
  • 44 プリーチャー・ロー
  • 45 フリッツ・オスターミューラー
  • 46 フリッツ・オスターミューラー
  • 47 リップ・シューエル
  • 48 ハル・グレッグ
  • 49 リップ・シューエル
1950年代
  • 50 ボブ・チェインズ
  • 51 クリフ・チェンバーズ
  • 52 ムリー・ディックソン
  • 53 ムリー・ディックソン
  • 54 ボブ・フレンド
  • 55 マックス・サーコント
  • 56 ボブ・フレンド
  • 57 ボブ・フレンド
  • 58 ボブ・フレンド
  • 59 ロン・クライン
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
アメリカ合衆国の旗 野球アメリカ合衆国代表 - 1996 アトランタ五輪 33位 銅メダル
監督

15 スキップ・バートマン

コーチ

 ロン・ポーク

投手

1 R.A.ディッキー / 14 ブレイデン・ルーパー / 29 セス・グライシンガー / 34 クリス・ベンソン / 42 ジム・パーク / 51 ジェフ・ウィーバー / 55 ビリー・コッチ

捕手

17 A.J.ヒンチ / 21 ブライアン・ロイド / 33 マシュー・リークロイ

内野手

4 ウォーレン・モリス / 5 オーギー・オヘーダ / 8 ジェイソン・ウィリアムス / 13 キップ・ハークライダー / 16 トラビス・リー / 25 トロイ・グロース

外野手

7 マーク・コッツェイ / 9 チャド・アレン / 10 チャド・グリーン / 24 ジャック・ジョーンズ

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