Lift

曖昧さ回避 Lift」のその他の用法については「リフト」をご覧ください。
Lift
作者 David Pollak[1]
開発元 Lift Team
最新版
3.5.0[2] / 2021年10月21日 (2年前) (2021-10-21)
リポジトリ
  • github.com/lift/framework
ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Scala
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 Scala
サポート状況 Active
種別 Webアプリケーションフレームワーク
ライセンス Apache 2.0 License
公式サイト https://liftweb.net
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Lift(リフト)は、フリーWebアプリケーションフレームワークである。Ruby on Railsと同様のメリットを実現することを目標にしているが、LiftアプリケーションはRubyではなくScalaで記述される点が異なる。プログラミング言語にScalaを使うので、Liftアプリケーションは既存の任意のJavaライブラリとWebコンテナを使って実行することができる。

Liftで作成したWebアプリケーションは、WARファイルにパッケージ化してServlet 2.4エンジン(Tomcat 5.5.xx、Jetty 6.0など)にデプロイする。Liftプログラマは、EclipseやNetBeansIDEAといった広く普及しているScala/Java開発環境を利用できる。動的Webコンテンツを作成するためのテンプレートは、一般的なXHTMLエディタで編集可能である。LiftはCometAjaxといった高度なWeb開発技術をネイティブにサポートしているので、アプリケーションでもこれらの技術を簡単に利用できる。Liftの技術環境を支えているのは、Java仮想マシン、Java開発ツールチェーン、幅広いJavaライブラリである。

Liftは2007年2月26日にオープンソースプロジェクトとしてスタートし、それからちょうど2年後の同じ日にバージョン1.0がリリースされた[3]。続いて2010年6月にはLift 2.0が[4]、2011年1月にはLift 2.2がリリースされた[5]。Liftの作者David PollackはFLOSS weeklyポッドキャストに出演してLift 2.0について語っている[6]

Liftを利用している有名サイトの1つにFoursquareがある[7]

脚注

  1. ^ 公式サイト掲載のLiftチーム
  2. ^ [1]
  3. ^ Lift 1.0 is available
  4. ^ Announcing Lift 2.0
  5. ^ Lift 2.2
  6. ^ FLOSS Weekly episode 125
  7. ^ Foursquare move to Scala/Lift

参考文献

  • Chen-Becker, Derek; Weir, Tyler; Danciu, Marius (May 25, 2009), The Definitive Guide to Lift: A Scala-based Web Framework (1st ed.), en:Apress, pp. 200, ISBN 1430224215, http://www.apress.com/book/view/1430224215 
  • Perrett, Timothy (Early 2011), Lift in Action (Early Access ed.), Manning Publications Co., pp. 200, ISBN 9781935182801, http://www.manning.com/perrett/ 
  • Pollak, David (2011/1/5), Simply Lift, http://simply.liftweb.net/ 

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
    • 日本語訳(あしたのオープンソース研究所)
  • Lift project metrics on Ohloh
  • Asta4D: LiftのJavaポート
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • ドイツ