Bean Validation

Bean Validation(ビーン・バリデーション)は、JavaBeansのバリデーション(値の検証)のためのメタデータモデルとAPIを定めたJavaソフトウェアフレームワークである[1]

Bean Validationは、2009年11月16日にJavaの仕様を定めるJCPによりJSR 303として採用され、Java EE 6においてバージョン1.0が仕様の一つとして取り込まれている。2013年5月に公開された1.1は、Java EE 7に含まれる。

バリデーションのためのメタデータはアノテーションにより指定される。メタデータはXMLのバリデーション記述子を使用して拡張・上書きすることができる。

O/Rマッピングフレームワークを開発するHibernateプロジェクトは、Bean Validationの仕様を実装したHibernate Validatorを提供しており、リファレンス実装にもなっている。

脚注

  1. ^ “JavaEE 6のBean Validationがエンティティ バリデーションのメタデータモデルとAPIを提供”. InfoQ (2010年3月7日). 2014年3月12日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • JSR 303: Bean Validation (英語)
  • JSR 349: Bean Validation 1.1 (英語)
  • Hibernate Validator (英語)
  • 表示
  • 編集