Azumi

曖昧さ回避 この項目では、ミュージシャンについて説明しています。小山ゆうの漫画作品については「AZUMI (漫画)」を、その他の用法については「あずみ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
Azumi
ジャンル ジャズ
職業
担当楽器
活動期間 1997年 -
レーベル Epic Records Japan
(1999年 – 2006年)
WARNER MUSIC JAPAN
(2015年 – )
事務所 アミューズ
(1999年 - 2009年)
ASOBISYSTEM
(2009年 - )
共同作業者 Wyolica
公式サイト Azumi OFFICIAL SITE - ASOBISYSTEM

Azumi(あずみ、8月29日生まれ)は、日本シンガーソングライターファッションモデルDJ、「Tuno by Azumi」(チュノ・バイ・アズミ)のブランドを持つヘアアクセサリーデザイナー[1][2][3]北海道札幌市出身。元wyolicaボーカリスト

人物

優しく透明感のある歌声と穏やかで切ない歌詞、メロディを武器に、ソロとしてGLAYDragon AshSteady&Co.スネオヘアーSOFFetMOOMINなど、さまざまなアーティストの楽曲のフィーチャリングボーカルとして起用される[4]

フェイバリット・アーティストはエラ・フィッツジェラルドカサンドラ・ウィルソンハービー・ハンコックタック&パティジョニ・ミッチェルビョーク[5]

略歴

1997年、オーディションをきっかけにギターのso-toとwyolicaを結成[5]

1999年、Wyolicaのボーカルとして大沢伸一プロデュースでデビュー[4]

2001年9月、リーバイスのキャンペーンモデルに起用され、数々のファッション誌にも登場。

2001年タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE」のCMにDragon Ashkjと共に起用される[6]

2005年7月、wyolicaの活動休止とともにジャズシンガーとしてソロデビュー[7]。同年8月、詩:森雪之丞、演出:岸谷五朗のポエトリーリーディング『POEMIX II』で初舞台を経験[8]

2011年、ソロ活動再開と同時に、テクノ、テックハウスを中心とするDJ活動も開始[1]。同年9月、親交の深いピアニストを招き、ジャズ・シンガーとしてのアルバム『ぴあのとあずみ』をリリース[3][4]。2013年リリースのカバーアルバム『NEW STANDARD』と共に、iTunesのJazzチャート1位、総合アルバムチャートTOP10入りを記録[1]

2012年、自らがデザインするヘッドドレスヘアアクセサリー専門のブランド「Tuno by Azumi」を設立[9][10]

2013年5月31日、東京・渋谷JZ Bratにて行われたAzumiのソロライブ「Azumi new album "NEW STANDARD" Release Live」第1部のアンコールで、Azumi本人がWyolicaを解散することを発表[11]

2014年5月、デビュー15周年を記念したライブイベント「Azumi Presents『Love Lounge』vol.3 Spring 〜15th〜 Anniversary Year Special〜」を開催。バックバンドはSWING-O a.k.a. 45(Piano)、Sunapanng(B)、西岡ヒデロー(Per)が務め、スペシャルゲストとして公私ともに親交の深い土岐麻子を迎え、2部制のステージを行う[12]

2015年12月、1stソロ・アルバム『CARNIVAL』を発表[2]

2016年2月、大阪と東京でワンマンライブ「Azumi 1st Album Release Live『CARNIVAL!!』」を開催。バックバンドはSWING-O(Key)、Snapanngこと砂山淳一(B)、みどりん(Dr / SOIL&"PIMP"SESSIONS)、関口シンゴ(G)、有坂美香(Cho)が務め、ゲストとして1stアルバムに楽曲プロデュースとフィーチャリングゲストで参加した韻シストも出演[13]。5月、仙台コレクション2016のメインヴィジュアルをつとめる。同年夏公開の映画『函館珈琲』へ女優として初出演し、主題歌に自身の楽曲「Carnival」が起用される[14]。12月25日、ゲストに椎名純平を迎え、ラブソング限定のライブ「Love Lounge X'mas Special vol.5」を開催[15]

ディスコグラフィー

シングル

  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
1st 2005年7月20日 Kick up Kiss CD ESCL-2670
詳細
  1. Kick up Kiss
  2. Darling, I love you
  3. Kick up Kiss (Instrumental)
Epic Records Japan
2nd 2005年12月7日 Snowflake CD ESCL-2740
詳細
  1. Snowflake
  2. ミライキレイ
  3. Kick up Kiss (DEAD OR ELECTRO MIX)
3rd 2006年4月26日 FLY CD ESCL-2817
詳細
  1. FLY
  2. さよならの向こう
  3. この街で

アルバム

  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
コンセプト・アルバム 2011年10月5日 ぴあのとあずみ CD RBCP-2596
詳細
  1. LIFE is MUSIC 〜I Got Rhythm
  2. Night Rainbow 〜Gymnopedies
  3. Love Theme From Spartacus
  4. 流れ星 〜威風堂々〜
  5. To Sing, To Live 〜Interlude〜
  6. あなたとじゃなくてもよかった 〜Melting Pot〜
  7. あなたに言えないナイショのお話 〜It Could Happen To You
  8. Marchand de Sable 〜亡き王女のためのパヴァーヌ
  9. いつかまたあえる
  10. Sesame Street Theme
Rambling RECORDS 「ジムノペディ」や「威風堂々」のようなクラシック映画音楽に自作詞を付けて披露するというコンセプト。
カバーアルバム 2013年4月17日 NEW STANDARD CD ZLCP-0113 Styrism / Village Again 一部を除き、ほぼ一発録りの生録音。
1st 2015年12月2日 Carnival CD WPCL-12246
詳細
  1. Carnival
  2. Crazy Days feat. ILMARI (RIP SLYME)
  3. I want it feat. 韻シスト
  4. Rainy Days
  5. 一日の終わりは君と一緒に
  6. 私という名の場所へ
  7. もっともっと
  8. REPEAT 1%
  9. RED STAR
  10. ハートストリングス
WARNER MUSIC JAPAN

参加作品

アーティスト名 収録作品 発売日 参加曲
MOOMIN 『GET HERE』 2001年5月23日 9. Kissing You [4:58]/ ヴォーカルで参加。
Steady&Co. 『CHAMBERS』 2001年11月28日 11. Only Holy Story featuring azumi from wyolica [5:10]/ 作詞とヴォーカルで参加。
スネオヘアー 「悲しみロックフェスティバル」 2005年11月23日 1. happy end/ ヴォーカルで参加。
カナシミ 2005年12月7日 3. 悲しみロックフェスティバル(album version)/ ヴォーカルで参加。
Tama(元ポルノグラフィティ Great Pleasure 2005年12月21日 4. Fuzz Butterfly feat.azumi/ 作詞とヴォーカルで参加。
SOFFet 「Love Story」 2007年11月14日 1. Love Story/ ヴォーカルで参加。
『NEW STANDARD』 2008年2月27日 12. Love Story/ ヴォーカルで参加。
FLOW 『アイル』 2008年3月18日 8. 陽だまり feat.azumi from wyolica [5:00]/ 作詞とヴォーカルで参加。
DJ No.2 『2番の美学』 2010年6月9日 9. 木漏れ日の中で… feat.GIO,Azumi from Wyolica [5:53]
STAR GUiTAR 『Carbon Copy』 2011年1月7日 9. Brain Function feat. Azumi from wyolica/ ヴォーカルで参加。
KG Still Goes On.... 2011年9月28日 13. I will be there duet with Azumi
Fencer 『Rip Current』 2012年6月6日 7. Humming Boat feat.Azumi from wyolica [3:45]
NaotoHiroki&Karatesystems 『Travel Sounds』 2013年9月4日 9. stars feat. Frankie Paul, Azumi
GLAY NO DEMOCRACY 2019年10月2日 5.氷の翼/コーラスで参加
GLAY REVIEW II -BEST OF GLAY- 2020年3月11日 3.氷の翼 feat.Azumi(Wyolica)/ゲストボーカルで参加

主な出演

映画

  • 「函館珈琲」(2016年9月24日) - 藤村佐和 役[16]

ドラマ

  • 「異世界居酒屋「のぶ」」(2020年6月26日) - 教会シンガー 役

ラジオ

舞台

  • 「POEMIX II」(詩:森雪之丞、演出:岸谷五朗)(2001年)

ミュージック・ビデオ

CM、キャンペーン

  • リーバイス - キャンペーンモデル
  • Tower Records「NO MUSIC, NO LIFE」(2001年) - CM出演

ナレーション

CM曲歌唱

  • カネボウ化粧品「コフレドール」(2012年)
  • 江崎グリコ「パリッテ」(2012年)
  • 花王「ありがとうのそばで」企業CM(2012年)
  • 花王「ニュービーズ」(2013年)
  • ヤクルト「ジョア」(2015年)
  • フローフシ「THE まつげ美容液」(2015年)

イベント

雑誌連載(コラム等)

関連人物

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c “PROFILE”. Azumi OFFICIAL SITE – ASOBISYSTEM. 2017年11月9日閲覧。
  2. ^ a b “プロフィール Azumi (wyolica)”. TOWER RECORDS ONLINE (2016年1月28日). 2017年11月9日閲覧。
  3. ^ a b “プロフィール”. CDジャーナル. 2017年11月9日閲覧。
  4. ^ a b c “Azumiの記事まとめ”. 音楽ナタリー. 2017年11月9日閲覧。
  5. ^ a b “BIOGRAPHY”. wyolica.net、ソニーミュージック. 2017年11月9日閲覧。
  6. ^ “NO MUSIC, NO LIFEのCMが完成”. TOWER RECORDS ONLINE (2001年11月16日). 2017年11月9日閲覧。
  7. ^ “wyolicaのヴォーカリスト、azumiがソロ・デビュー・シングル発表”. TOWER RECORDS ONLINE (2005年6月6日). 2017年11月9日閲覧。
  8. ^ “POEMIX II CASTS”. パルコ. 2017年11月9日閲覧。
  9. ^ “【インタビュー】元WyolicaのAzumi。ソロアーティスト/デザイナーとして活躍する“今”に迫る”. Qetic (2014年1月17日). 2017年11月9日閲覧。
  10. ^ “Wyolicaのボーカル“Azumi”のヘアアクセサリーブランド「Tuno by Azumi」がデビュー!”. Numero TOKYO (2012年8月13日). 2017年11月9日閲覧。
  11. ^ “Wyolica、15年目で解散 ボーカルAzumi「なにひとつ悔いはない」”. オリコン (2013年6月1日). 2017年11月9日閲覧。
  12. ^ “Azumi、土岐麻子迎えデビュー15周年記念の贅沢ライブ”. 音楽ナタリー (2014年4月9日). 2017年11月9日閲覧。
  13. ^ “Azumiワンマン支えるのはSWING-O、みどりん、有坂美香、韻シストら”. 音楽ナタリー (2015年11月4日). 2017年11月9日閲覧。
  14. ^ “CAST PROFILE”. 映画『函館珈琲 HAKODATE Coffee』公式サイト. 2017年11月9日閲覧。
  15. ^ “Azumi、ラブソング限定Xmasライブで椎名純平と仲よしデュエット”. 音楽ナタリー (2016年12月30日). 2017年11月9日閲覧。
  16. ^ “函館港イルミナシオン映画祭のシナリオ大賞受賞作「函館珈琲」予告編が完成”. 映画.com. (2016年8月12日). https://eiga.com/news/20160812/6/ 2016年8月12日閲覧。 

外部リンク

  • Azumi Official Site
  • wyolica公式blog - Ameba Blog
  • wyolicaデビュー20周年特設サイト
  • Azumi (azumi.wyolica) - Facebook]