1932年の航空

1932年
こちらもご覧下さい
 
社会
政治 経済 法 労働 教育 交通
文化と芸術
映画 日本公開映画 音楽 ラジオ
日本のテレビ 芸術 文学 出版
スポーツ
スポーツ 日本競馬 サッカー 自転車競技 バスケ バレー 野球 相撲
科学と技術
科学 気象・地象・天象 台風 道路 鉄道 航空
地域
日本 日本の女性史
各年の交通
1930 1931 1932 1933 1934
各年の道路
1930 1931 1932 1933 1934
各年の鉄道
1930 1931 1932 1933 1934
各年の航空
1930 1931 1932 1933 1934
■ヘルプ

< 1932年

1931年の航空 - 1932年の航空 - 1933年の航空

航空に関する出来事

  • 1932年 - カナダのアクロバットチーム、シスキンス(Siskins)が廃止された。
  • 1月 - 日本海軍の航空母艦、鳳翔と加賀が中国の海域に入り、第一次上海事変が始まる。
  • 1月20日 - インペリアル・エアウェイズの航空郵便サービスが、南アフリカのケープタウンまで拡大された。
  • 2月14日 - ルス・ニコルスが、ロッキード ヴェガを改造したディーゼル・エンジン機で6,047 mの高度記録を樹立した。
  • 3月 - 19年間、製造されたアブロ 504の最後の機体の生産が終了した。
  • 3月20日 - グラーフ・ツェッペリン号による、ベルリン - ブラジル間の定期運行が始められた。
  • 3月24日〜28日 - ジム・モリソンが、イギリスから南アフリカのケープタウンまでをデ・ハビランド プス・モスで4日と17時間で飛行した。
  • 3月25日 - ソビエトのDobrolyotが、運行地域を拡大し、エアロフロートと改名された。
  • 4月- フランスの女性パイロットマリー・イルズが、パリと東京の間の往復飛行を行った。
  • 4月1日 - 日本で海軍航空廠令(勅令第28号)が発布され、海軍航空廠が設置された。
  • 4月19日〜28日 - チャールズ・スコットがデ・ハビランド ジプシーモスで、イギリスからダーウィンまでを8日と20時間で飛行した。
  • 4月27日 - インペリアル・エアウェイズが、ケープ・タウンまでの定期旅客運行を始める。
  • 5月 - カイロを本拠地とする「ミスル・エアワーク」(Misr Airwork)が設立された。(1971年にエジプト航空に改名された。)
  • 5月9日 - アメリカ陸軍のアルバート・ヘーゲンバーガーが、コンソリデーテッド NY-2で計器飛行による盲目飛行を行う。
ロッキード ヴェガ
ドルニエ ワール
  • 5月20日〜28日 - アメリカの女性パイロット、アメリア・イアハートが、ロッキード ヴェガでニューファンドランドからアイルランドのダブリンまで、北大西洋の単独無着陸横断飛行に成功する。
  • 6月29日 - アメリカ海軍のF9C スパローホークを、飛行船アクロン(ZRS-4)に係留して飛行する試験が行われた。
  • 7月5日 - アメリカ合衆国のジミー・マッターンとグリフィン・ベネットが世界一周早回り飛行の記録を目指して、ニューヨークを出発した。大西洋を10時間50分で横断する記録をたてたが7月7日にベラルーシの Borisovに不時着して世界一周は成功しなかった。
  • 7月21日〜11月10日 - ドイツのヴォルフガング・フォン・グロナウが、飛行艇ドルニエ ワールによって111日かけて世界一周飛行を行う。
  • 7月23日 - 航空のパイオニア、アルベルト・サントス・デュモンが自殺した。
  • 8月14日〜28日 - ベルリンで航空機の競技会、チャレンジ 1932が開催され、ポーランドの Franciszek Zwirkoと Stanislaw Wiguraが RWD-6で優勝する。8月21日からヨーロッパの18都市を巡回する、7363 kmの競技が行われた。
  • 8月14日〜23日 - Frances MersalisとLouise Thadenが、女性パイロット長時間飛行記録8日と4時間を樹立した。
  • 8月18日 - スイスのオーギュスト・ピカールとMax Cosynsが、気球の最高高度記録16,201 m を樹立した。
  • 8月18日〜19日 - イギリス、ジム・モリソンが、ダブリンからニューブルンズウィックまでの単独大西洋逆横断飛行をおこなった。
  • 8月25日 - アメリア・イアハートが、女性の初の単独アメリカ大陸横断飛行に成功する。
  • 9月3日 - ジミー・ドーリットルが、ジービー R1で陸上機の速度記録 476 km/hを樹立する。
  • 9月7日 - トーマス・G・W・セトルとウィンフィールド・ブシュネルが、気球による長距離飛行記録 1,550 kmを樹立する。
  • 9月15日 - 満州国承認の調印式の写真と記事を運ぶための、毎日新聞と朝日新聞の操稿競争が行われ、毎日新聞ロッキード アルティアの高速性能に対抗するために、朝日新聞のデ・ハビランド プス・モス機は、中国の新京から大阪までの日本海洋上航路を選び、行方不明となった[1]
  • 9月16日 - イギリスのシリル・アンウインス(Cyril Unwins)が、ビッカース ヴェスパで飛行機の高度記録13,404 mを樹立する。
  • 9月25日 - Lewis Yancey が、オートジャイロの高度記録 6,553 mをPitcairn PCA-2で樹立する。
  • 10月 - 高高度飛行の実験のために与圧室を装備した実験機、ユンカース Ju 49が初飛行した。
  • 10月15日 - ジャハンギール・ラタンジ・ダーダーバーイ・タタらによってインド初の航空会社、タタ航空(後のエア・インディア)が設立された。
  • 11月14日〜18日 - エミー・ジョンソンが、デ・ハビランド プス・モスでイギリスからケープタウンまでを4日と6時間で飛行し、夫のジム・モリソンの飛行時間を11時間、短縮した。

1932年に初飛行した機体の画像

航空に関する賞の受賞者

関連項目

参考文献

  1. ^ 『朝日新聞社訪欧機 神風』山﨑明夫(著) 三樹書房