第37回日本アカデミー賞

日本アカデミー賞
受賞対象作品・監督・脚本・俳優・技術部門
開催日2014年3月7日 (2014-03-07)
会場グランドプリンスホテル新高輪国際館パミール
日本の旗 日本
主催日本アカデミー賞協会
司会西田敏行樹木希林
報酬ブロンズ像、賞状、賞金(最高30万円)
初回1978年
最新回2013年(対象作公開年度)
公式サイトhttps://www.japan-academy-prize.jp/
テレビ/ラジオ放送
放送局日本テレビ
放送時間金曜日21:00 - 22:54(『金曜ロードSHOW!』枠)

第37回日本アカデミー賞は、2014年3月7日発表・授賞式が行われた、日本映画賞。授賞式の会場はグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで、司会者は前回同賞最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林と、2014年から日本アカデミー賞協会組織委員会副会長である西田敏行[1]

発表の経緯

各部門最優秀賞が発表される授賞式に先立ち、同年1月16日に各部門の優秀賞が発表された[2]。賞の対象は2012年12月16日 - 2013年12月14日の間に、東京地区の商業映画劇場にて、有料で初公開された映画作品から選ばれ、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の作品が対象とされる[1]。本年度の優秀作品賞については、本来5作品が選ばれるところ、第5位の作品が同票数で2本あったため、異例の6作品選出となった[1]

最優秀賞の発表結果は『舟を編む』が最優秀作品賞をはじめ6部門を受賞した。また、真木よう子が最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞をダブル受賞し、35年前、1979年第2回大竹しのぶが同様の受賞をして以来の快挙となった。[3]

受賞者

最優秀作品賞

優秀作品賞

最優秀アニメーション作品賞

  • 風立ちぬ

優秀アニメーション作品賞

最優秀監督賞

  • 石井裕也(舟を編む)

優秀監督賞

最優秀脚本賞

優秀脚本賞

  • 是枝裕和(そして父になる)
  • 高橋泉/白石和彌(凶悪)
  • 三谷幸喜(清須会議)
  • 山田洋次/平松恵美子(東京家族)

最優秀主演男優賞

優秀主演男優賞

最優秀主演女優賞

優秀主演女優賞

最優秀助演男優賞

優秀助演男優賞

最優秀助演女優賞

優秀助演女優賞

話題賞

俳優部門

作品部門

新人俳優賞

最優秀音楽賞

優秀音楽賞

最優秀撮影賞

優秀撮影賞

  • 瀧本幹也(そして父になる)
  • 近森眞史(東京家族)
  • 浜田毅(利休にたずねよ)
  • 藤澤順一(舟を編む)

最優秀照明賞

  • 渡邊孝一(許されざる者)

優秀照明賞

  • 藤井稔恭(そして父になる)
  • 安藤清人(利休にたずねよ)
  • 長田達也(舟を編む)
  • 渡邊孝一(東京家族)

最優秀美術賞

  • 吉田孝(利休にたずねよ)

優秀美術賞

最優秀録音賞

優秀録音賞

最優秀編集賞

優秀編集賞

  • 石井巌(東京家族)
  • 上野聡一(清須会議)
  • 是枝裕和(そして父になる)
  • 藤田和延(利休にたずねよ)

最優秀外国映画賞

  • レ・ミゼラブル

優秀外国作品賞

会長特別賞

協会特別賞

協会栄誉賞

授賞式中継

いずれの放送も授賞式部分は事前録画(ラジオは録音)だが、スタジオ部分は生放送となる。時間はJST

テレビ

  • 日本テレビ系列(地上波)
    • 3月7日(金)21:00 - 22:54
    • スタジオ部分には、番組ナビゲーターとして神木隆之介(俳優)・武井咲(女優)、進行役として水ト麻美(日本テレビアナウンサー)が出演。
  • 日テレプラス(CS放送)
    • 3月8日(土)21:00 - 23:00(地上波版の再放送)
    • 3月16日(日)21:00 - 翌日3月17日(月)1:00(予定、未公開シーンを加えたノーカット版)

ラジオ

脚注

  1. ^ a b c 『日本アカデミー賞』優秀賞発表 最優秀候補は異例6作品(2014年1月16日)、ORICON STYLE、2014年1月17日閲覧。
  2. ^ 中山雄一朗、第37回日本アカデミー賞優秀賞発表!『そして父になる』『東京家族』『舟を編む』が最多12部門(2014年1月16日)、シネマトゥデイ、2014年1月17日閲覧。
  3. ^ この段落の出典。中山雄一朗 (2014年3月7日). “『舟を編む』が最優秀作品賞含む最多6部門受賞!【第37回日本アカデミー賞】”. シネマトゥデイ. 2014年3月7日閲覧。

外部リンク

  • 第37回日本アカデミー賞
1977年(昭和52年):第1回
1978年(昭和53年):第2回
1979年(昭和54年):第3回
1980年(昭和55年):第4回
1981年(昭和56年):第5回
1982年(昭和57年):第6回
1983年(昭和58年):第7回
1984年(昭和59年):第8回
1985年(昭和60年):第9回
1986年(昭和61年):第10回
1987年(昭和62年):第11回
1988年(昭和63年):第12回
1989年(昭和64年/平成元年):第13回
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1991年(平成3年):第15回
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1996年(平成8年):第20回
1997年(平成9年):第21回
1998年(平成10年):第22回
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2020年(令和2年):第44回
2021年(令和3年):第45回
2022年(令和4年):第46回
2023年(令和5年):第47回
作品賞 |監督賞 |脚本賞 |アニメーション作品賞 |外国作品賞| 主演男優賞 | 主演女優賞 | 助演男優賞 | 助演女優賞 | 音楽賞 ※ 年号は、映画の公開年(授賞式は、その翌年)