日本の野球場一覧

日本の野球場一覧(にっぽんのやきゅうじょういちらん、にほんのやきゅうじょういちらん)は、日本国内にある主な野球場の一覧である。

プロ野球アマチュア野球高校大学社会人など)の公式戦が行われる野球場が中心であるが、既に閉鎖・撤去され現存しない主要野球場についても挙げる。

日本プロ野球各球団の本拠地野球場

※球場名は都道府県や市町村の条例などによる正式な名称で挙げ、愛称や命名権取得による呼称をカッコ内に挙げる。

プロ野球地域保護権」および「Category:日本プロ野球の本拠地野球場」を参照

一軍の本拠地

リーグ 球場名 収容
人数
所在地 本拠地チーム 開場年 使用
開始年
所有者 球場規模
 
エスコンフィールドHOKKAIDO 35,000 北海道北広島市 天然芝 北海道日本ハムファイターズ 2023 2023 株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 左翼 - 97m
中堅 - 121m
右翼 - 99m
宮城球場
(楽天モバイルパーク宮城)
31,272 宮城県仙台市宮城野区 天然芝 東北楽天ゴールデンイーグルス 1950 2005 宮城県 左翼 - 100.1m
中堅 - 122 m
右翼 - 100.1m
西武ドーム
(ベルーナドーム)[1]
31,552[2] 埼玉県所沢市 人工芝 埼玉西武ライオンズ 1979 1979 西武鉄道 左翼 - 100m
中堅 - 122m
右翼 - 100m
千葉マリンスタジアム
(ZOZOマリンスタジアム)
30,118[3] 千葉県千葉市美浜区 人工芝 千葉ロッテマリーンズ 1990 1992 千葉市 左翼 - 99.5m
中堅 - 122m
右翼 - 99.5m
東京ドーム 46,000 東京都文京区 人工芝 読売ジャイアンツ 1988 1988 株式会社東京ドーム 左翼 - 100m
中堅 - 122m
右翼 - 100m
明治神宮野球場 30,969[4] 東京都新宿区 人工芝 東京ヤクルトスワローズ 1926 1964 明治神宮 左翼 - 97.5m
中堅 - 120m
右翼 - 97.5m
横浜スタジアム 34,046
[5]
神奈川県横浜市中区 人工芝 横浜DeNAベイスターズ 1978 1978 横浜市および国 左翼 - 94.2m
中堅 - 117.7m
右翼 - 94.2m
ナゴヤドーム
(バンテリンドーム ナゴヤ)
36,370[6] 愛知県名古屋市東区 人工芝 中日ドラゴンズ 1997 1997 株式会社ナゴヤドーム 左翼 - 100m
中堅 - 122m
右翼 - 100m
大阪ドーム
(京セラドーム大阪)
36,220[7] 大阪府大阪市西区 人工芝 オリックス・バファローズ 1997 2005 オリックスグループ 左翼 - 100m
中堅 - 122m
右翼 - 100m
阪神甲子園球場 43,508[8] 兵庫県西宮市 天然芝 阪神タイガース 1924 1936 阪神電気鉄道 左翼 - 95m
中堅 - 118m
右翼 - 95m
広島市民球場
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
33,000 広島県広島市南区 天然芝 広島東洋カープ 2009 2009 広島市 左翼 - 101m
中堅 - 122m
右翼 - 100m
福岡ドーム
(みずほPayPayドーム福岡)
40,000[9] 福岡県福岡市中央区 人工芝 福岡ソフトバンクホークス 1993 1993 福岡ソフトバンクホークス 左翼 - 100m
中堅 - 122m
右翼 - 100m

※本拠地球団は宮城球場、西武ドームでは3塁側、それ以外の球場では1塁側ベンチを使用する(ただし、本拠地球団以外同士の試合の場合はこの限りではない)。

二軍の本拠地

イースタン・リーグ

ウエスタン・リーグ

独立リーグの本拠地

北海道ベースボールリーグ

北海道ベースボールリーグ3球団の主な開催球場は下記の通り。

北海道フロンティアリーグ

北海道フロンティアリーグ3球団の本拠地は下記の通り。

ベースボール・チャレンジ・リーグ

ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)は発足当時、特定の本拠地球場を設けず、各チームは各県内の主要都市を巡回して試合を開催することをリーグの方針としていた。しかし、2014年以降は群馬と埼玉(2019年までは武蔵)が特定球場を本拠地に定めている。以下、その2球団については本拠地、他のチームについては主たる開催球場を下記に挙げる。

日本海リーグ

日本海リーグ2球団の主な開催球場は以下の通り(「本拠地」としての発表はない)。


関西独立リーグ

関西独立リーグ6球団の本拠地は下記の通り。

四国アイランドリーグplus

四国アイランドリーグplusの本拠地は下記の通り。

九州アジアリーグ

九州アジアリーグの本拠地は下記の通り

なお、北九州下関フェニックスは当面特定の本拠地球場を設けない予定。2023年加入の宮崎サンシャインズも本拠地を明言せず、2023年度は西都原運動公園野球場が最多開催であった。

日本プロ野球の本拠地球場の変遷

※フランチャイズ制が導入された1952年以降の変遷を挙げる。

セントラル・リーグ

  • 読売ジャイアンツ - 後楽園球場(1952年〜1987年)→東京ドーム(1988年〜)
  • 東京ヤクルトスワローズ - 後楽園球場(1952年〜1963年)→明治神宮野球場(1964年〜)
  • 横浜DeNAベイスターズ - 下関球場(1952年)→大阪球場(1953年〜1954年)→川崎球場(1955年〜1977年)→横浜スタジアム(1978年〜)
  • 中日ドラゴンズ - ナゴヤ球場(1952年〜1996年、※1)→ナゴヤドーム(1997年〜)
  • 阪神タイガース - 阪神甲子園球場(1952年〜、※2
  • 広島東洋カープ - 広島県総合グランド野球場(1952年〜1957年途)→広島市民球場 (初代)(1957年途〜2008年)→広島市民球場(2代目)(2009年〜)

パシフィック・リーグ

  • 北海道日本ハムファイターズ - 後楽園球場(1952年〜1953年途)→駒澤野球場(1953年途〜1961年)→明治神宮野球場(1962年〜1963年)→後楽園球場(1964年〜1987年)→東京ドーム(1988年〜2003年)→札幌ドーム(2004年〜2022年)→エスコンフィールドHOKKAIDO(2023年〜)
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス - 宮城球場(2005年〜)
  • 埼玉西武ライオンズ - 平和台野球場(1952年〜1978年)→西武ドーム(1979年〜、※3
  • 千葉ロッテマリーンズ - 後楽園球場(1952年〜1962年途)→東京スタジアム(1962年途〜1972年)→宮城球場(1973年〜1977年、※4)→川崎球場(1978年〜1991年)→千葉マリンスタジアム(1992年〜)
  • オリックス・バファローズ - 阪急西宮球場(1952年〜1990年)→神戸総合運動公園野球場(1991年〜2004年)→大阪ドーム(2005年)→神戸総合運動公園野球場(2006年)→大阪ドーム(2007年〜)
  • 福岡ソフトバンクホークス - 大阪球場(1952年〜1988年)→平和台野球場(1989年〜1992年)→福岡ドーム(1993年〜)

現存しない球団

(脚注)
※1 開場から1975年までは「中日スタヂアム」
※2 開場から1964年までは「甲子園球場」
※3 開場から1997年までは「西武ライオンズ球場」(完全ドーム化は1999年)
※4 1973年は保護地域が東京都のままであったため準本拠地扱い
※5 野球協約上の本拠地は藤井寺球場

その他全国の主な野球場

※前記各リーグの本拠地球場として記載のあるもの以外。
※カッコ内は愛称もしくは命名権取得による呼称。

北海道

詳細は「Category:北海道の野球場」を参照

東北地方

詳細は「Category:東北地方の野球場」を参照

青森県

岩手県

秋田県

山形県

宮城県

福島県

関東地方

詳細は「Category:関東地方の野球場」を参照

茨城県

栃木県

群馬県

埼玉県

千葉県

東京都

神奈川県

山梨県

東海地方

詳細は「Category:東海地方の野球場」を参照

岐阜県

静岡県

愛知県

三重県

北信越地方

詳細は「Category:北信越地方の野球場」を参照

長野県

新潟県

富山県

石川県

福井県

  • 福井県営野球場
  • 福井市スポーツ公園野球場(福井フェニックススタジアム、
  • 福井県美浜町民総合運動公園野球場
  • 敦賀市総合運動公園野球場
  • おおい町総合公園野球場
  • 坂井市三国運動公園野球場
  • 越前市丹南総合公園野球場

近畿地方

詳細は「Category:近畿地方の野球場」を参照

滋賀県

京都府

奈良県

和歌山県

大阪府

兵庫県

中国地方

詳細は「Category:中国地方の野球場」を参照

鳥取県

島根県

山口県

広島県

岡山県

四国地方

詳細は「Category:四国地方の野球場」を参照

香川県

徳島県

高知県

愛媛県

九州・沖縄地方

詳細は「Category:九州・沖縄地方の野球場」を参照

大分県

福岡県

佐賀県

長崎県

熊本県

宮崎県

鹿児島県

沖縄県

現存しない野球場

詳細は「Category:現存しない日本の野球場」を参照

日本プロ野球以外での全国の主なドーム球場

ドーム球場についてはこちらを参照

日本のドーム球場一覧

脚注

注釈

[脚注の使い方]
  1. ^ チーム名が「レラハンクス富良野ベースボールクラブ」だった2020年は芦別市民球場だった[11]
  2. ^ a b c 2023年度の最多開催球場。
  3. ^ 旭川市内にある花咲スポーツ公園硬式野球場での開催試合数はあいべつ球場より少ない。
  4. ^ 2019年と2020年は鹿窪運動公園野球場、2021年は笠間市総合公園市民球場が最多開催。
  5. ^ 2017年以前は長野市営南長野運動公園総合運動場野球場(長野オリンピックスタジアム、2020年は中野市営野球場が公式戦年間最多開催だった。
  6. ^ 2015年以降のBCリーグ→日本海オセアンリーグ時代は高岡西部総合公園野球場が最多開催球場だった。2024年シーズンの日程では再び最多開催となっている。

出典

  1. ^ a b 西武ドームのネーミングライツ(命名権)にベルーナが決定! 2022年3月より「ベルーナドーム」に名称を変更 - 埼玉西武ライオンズ
  2. ^ “ベルーナドーム概要|埼玉西武ライオンズ”. 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト. 2022年6月16日閲覧。
  3. ^ “施設概要|千葉ロッテマリーンズ”. 千葉ロッテマリーンズ オフィシャルサイト. 2022年6月16日閲覧。
  4. ^ “設備について | 施設について | 明治神宮野球場”. www.jingu-stadium.com. 2022年8月4日閲覧。
  5. ^ ハマスタ3万4046人収容に 左翼側ウィング席完成 - カナロコ by 神奈川新聞
  6. ^ “ドーム概要 | バンテリンドーム ナゴヤ”. www.nagoya-dome.co.jp. 2022年8月4日閲覧。
  7. ^ “京セラドーム大阪 施設概要”. 2022年8月4日閲覧。
  8. ^ “【阪神】甲子園スタンド大改修 座席幅1・5倍サイズに”. スポーツ報知 (2019年11月13日). 2022年8月4日閲覧。
  9. ^ “2022年度 福岡PayPayドームの定員について”. 2022年8月4日閲覧。
  10. ^ a b c 2021年度シーズンスケジュールのご案内 - 北海道ベースボールリーグ公式facebook(2021年3月22日)2021年3月27日閲覧
  11. ^ a b 公式戦のご案内 - 北海道ベースボールリーグ

関連項目

外部リンク

  • 球場風土記
  • 野球場図鑑
  • 公式戦開催全球場|球場情報 - NPB.jp 日本野球機構