戦国無双

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曖昧さ回避 この項目では、2004年発売のゲームについて説明しています。2014年2015年製作のアニメについては「戦国無双4#テレビアニメ」を、舞台作品については「戦国無双シリーズ#舞台」をご覧ください。
戦国無双
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2 [PS2]
Xbox [Xbox]
開発元 コーエーオメガフォース
発売元 コーエー
人数 1人(2人同時プレイ可能)
メディア DVD-ROM1枚
発売日 [PS2] 2004年2月11日
[Xbox] 2004年7月29日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
売上本数 [PS2] 107万本[1]
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戦国無双』(せんごくむそう)は、 2004年2月11日コーエーより発売されたアクションゲーム戦国無双シリーズの第1作であると同時に、コーエー25周年記念作品でもある。海外でのタイトルは『Samurai Warriors』。単に「初代戦国無双」とも呼ばれる[2]

キャッチコピーは「敵を貫く、鋼の信念。これぞ戦国の一騎当千!」。

2004年7月29日には、Xbox版『戦国無双』が発売されており、シリーズ唯一のXbox版となった。また、2004年9月16日には内容強化版である『戦国無双 猛将伝』 が発売された。

戦国時代前期を題材とした本作において、プレイヤーはまず最初に今川軍に所属し、義元の死後武田軍の一員として活躍する。その後長篠の戦いでの敗戦後、徳川軍に所属することになる。終盤、上田城の戦いにおいて大坂夏の陣で豊臣方・徳川方のどちらに味方するかの分岐が生じ、それによってエンディングも異なるものになる(ただし、どちらのエンディングもムービーを用いたものではない)。

キャラクター

真田幸村前田慶次織田信長明智光秀石川五右衛門上杉謙信お市阿国くのいち雑賀孫市武田信玄伊達政宗濃姫服部半蔵森蘭丸がPCとして登場。特殊NPCとして羽柴秀吉徳川家康浅井長政今川義元本願寺顕如も登場している。なお、通常キャラクター選択時の枠は青色で表示されるが、稀に登場する「ラッキー武将」は緑色で表示され、それを選ぶと質の良い武器やアイテムを獲得し易くなる。

  • 「新武将」モードでのエディットによりオリジナルの武将を作成できる(武器の右に書いてある漢字は、左側が無双奥義、右側が無双秘奥義を発動した時に表示される字で男女により異なる)。
    • 声:緑川光、前田愛
    • 武器:(男 極 魁、女 疾 彩)・(男 砕 鋭、女 華 裂)・薙刀(男 破 絶、女 綺 聖)(エディットにより異なる)
    • 受けさせる修行とその結果、および最終的な仕官先によって成長タイプやパラメータ、得意属性が異なる。条件を満たすと間接攻撃武器を鉄砲にすることが可能。モーションは汎用武将のものが元になっている。

開発

本作は『真・三國無双』の評判を受け、その戦国時代版ということで作られた[3]

一方、キャラクターの選定は物語性というより一騎当千の活躍ができそうか否かというところが基準にあり、うち真田幸村は『真・三國無双』の趙雲のような立場で、知名度がありかつ一騎当千の活躍を見せてくれる数少ない存在ということで選ばれた[3]。この人選についてディレクターを務めた鯉沼久史は2021年のインタビューの中で、戦国時代のファンから幸村本人ではなく父親の真田昌幸を出すべきだと言われたと明かしている[3]

主題歌

  • BoA『Be the one』

戦国無双 猛将伝

戦国無双 猛将伝
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2 [PS2]
開発元 コーエー(オメガフォース)
発売元 コーエー
人数 1人(2人同時プレイ可能)
メディア DVD-ROM1枚
発売日 2004年9月16日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
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戦国無双 猛将伝』(せんごくむそう もうしょうでん)は、 2004年9月16日にコーエーより発売されたアクションゲーム。

キャッチコピーは「猛き戦国、再び!」。

『戦国無双』の拡張版。『戦国無双』と連動させることで戦国無双の物語やステージをプレイすることが出来る。

新キャラクター
特にプレイヤー武将として参戦のリクエストが高かった羽柴秀吉と今川義元がPCに昇格、また新キャラクターとして本多忠勝稲姫が参戦。本多忠勝もオリジナルでNPCとして登場はしていたが、一般武将の扱いでありキャラクターグラフィック等も汎用のものが使用されていた。
新登場ステージ
小牧・長久手の戦い
金ヶ崎の戦い
雑賀攻め
仕合モード
新たに「決闘」「相撲」「死守」の三つのステージが追加。

反響

戦国無双に対する反響

本作は無双シリーズとしては初めて日本の戦国時代を題材としたことから前評判が高く[4]、発売から1週間で販売本数100万部を突破するほどの売れ行きを見せた[5]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、(2016年11月1日時点のアーカイブ
  2. ^ “戦国無双5 ABOUT”. 戦国無双5. 2022年7月17日閲覧。
  3. ^ a b c “『戦国無双5』鯉沼Pにインタビュー。初代『戦国無双』を信長と光秀をメインにイチから描き直す! デザインを一新した狙いや物語のコンセプトなどを訊く”. ファミ通.com (2021年2月25日). 2024年1月4日閲覧。
  4. ^ “コーエー、“日本”と“爽快感”にこだわった25周年記念作品、PS2「戦国無双」2004年2月中旬発売”. Game Watch. インプレス (2003年11月26日). 2023年5月3日閲覧。
  5. ^ “コーエー、今度の舞台は「関が原」! PS2「戦国無双2」2006年2月9日発売”. Game Watch. インプレス (2005年12月2日). 2023年5月3日閲覧。

外部リンク

  • 戦国無双
  • 戦国無双[猛将伝]
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