小宮自由

小宮 自由(こみや じゆう)は、日本の起業家、技術者、著述家。

ブロックチェーンAI領域で事業や執筆活動を行っている。

自身が発行人となった、ビットコインサトシ・ナカモトに関して解説する書籍『ビットコイン バイブル:サトシナカモトとは何者か?』(フィル・シャンパーニュ著)を元に[1]、「サトシ・ナカモトが残した言葉〜ビットコインの歴史をたどる旅」という連載を幻冬舎運営のあたらしい経済とYahoo!ニュースで行っている[2][3]

来歴

東京工業大学でコンピュータサイエンスを学び、東京大学ロースクールで法律を学ぶ[要出典]。2008年から2010年には、クリエイティブ・コモンズに所属しており、ローレンス・レッシグと対話したこともあった。

いくつかのスタートアップ企業でエンジニアとして働いた後、村濱章司の依頼で朗読少女の開発に携わる。東北ずん子の創業メンバーと交流があり、企画会議に参加していた時期もあった。

その後渡欧し、オランダの大手IT企業でエンジニアとして従事する。その他、アメリカとシンガポールでの就労経験がある。

その後東京に戻り、リクルートホールディングスでAI(自然言語処理)のソフトウェア作成業務に携わり、シリコンバレーと東京を行き来しながら働く。この時共著者として提出した論文『A Lightweight Front-end Tool for Interactive Entity Population[4]』と『Koko: a system for scalable semantic querying of text[5]』はそれぞれICML(International Conference on Machine Learning)とACM(Association for Computing Machinery)という世界トップの国際会議会議に採択される。

その後、ブロックチェーン業界に参入。数年間ブロックチェーンに関する知見を深める。GMO[6]DMM[7]で開催された勉強会の講師を行ったり、ドワンゴ[8]Coincheckで開催されたブロックチェーンの勉強会の運営をしたことがある。JPYCの創業者である岡部典孝と協同してブロックチェーンに関する Youtube 配信を行っていた時期もある。

現在は BlendAI という企業の代表として榊正宗AIキャラクターのデルタもんを発表するなど、AIに関係した事業を行っている[9]他、DAOに関する事業にも関与している。

脚注

  1. ^ “サトシ・ナカモト最初の投稿、ビットコインはここから生まれた”. あたらしい経済. 幻冬舎 (2021年12月9日). 2024年6月3日閲覧。
  2. ^ “サトシ・ナカモトが残した言葉〜ビットコインの歴史をたどる旅”. あたらしい経済. 幻冬舎. 2024年2月2日閲覧。
  3. ^ “ビットコインの暗号技術が破られたらどうなる? サトシの見解(サトシ・ナカモトが残した言葉~ビットコインの歴史をたどる旅 vol.38)(あたらしい経済)”. Yahoo!ニュース. 2024年2月2日閲覧。
  4. ^ “A Lightweight Front-end Tool for Interactive Entity Population”. Cornell University. 2024年2月2日閲覧。
  5. ^ “Koko: a system for scalable semantic querying of text”. ACM DIGITAL LIBRARY. 2024年2月2日閲覧。
  6. ^ “ビットコインとか勉強会#24 (2018/11/27 19:30〜)”. connpass. 2024年6月2日閲覧。
  7. ^ “ビットコインとか勉強会#26 (2019/01/22 19:30〜)”. connpass. 2024年6月2日閲覧。
  8. ^ “ビットコインとか勉強会#20 (2018/07/30 19:30〜)”. connpass. 2024年6月2日閲覧。
  9. ^ “BlendAI 、AI関係の利用なら版権フリーのキャラクター「 #デルタもん 」発表(あたらしい経済)”. Yahoo!ニュース. 2024年2月2日閲覧。

外部リンク

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