レッツ・トーク・アバウト・ラヴ

Let’s talk about love
セリーヌ・ディオンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1997年
ジャンル ポップソフトロック
時間
レーベル エピック、550
プロデュース ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター、フンバート・ギャティカ、コリー・ハートジェームズ・ホーナージョージ・マーティン、ビリー・ペース、トニー・レニス、ジム・スタインマン、リック・ウェイク
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 1998年度年間28位(オリコン)
セリーヌ・ディオン アルバム 年表
『パリ・ライヴ』
(1996年)
レッツ・トーク・アバウト・ラヴ
(1997年)
愛するだけでよかったら
(1998年)
『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』収録のシングル
  1. 愛を伝えて〜Tell Him
    リリース: 1997年11月3日
  2. ビー・ザ・マン
    リリース: 1997年11月13日
  3. 「ザ・リーズン」
    リリース: 1997年12月8日
  4. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
    リリース: 1997年12月8日
  5. イモータリティ
    リリース: 1998年6月8日
  6. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」
    リリース: 1998年9月7日
  7. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」
    リリース: 1998年9月7日
  8. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」
    リリース: 1998年9月7日
  9. 「アマール・アシエンド・エル・アモール[1]
    リリース: 1998年
  10. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」
    リリース: 1999年3月29日
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レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』(: Let's Talk About Love=愛を語ろう)はセリーヌ・ディオンの通算23枚目、英語盤では5枚目のアルバム。1997年11月15日発売。

アルバム概要

大ヒットした前作『FALLING INTO YOU』に続く新作としてリリースされた。レコーディングはロンドンロサンゼルスニューヨークにもおよび、スペシャルゲストとして「愛を伝えて〜Tell Him」でバーブラ・ストライサンド、「イモータリティ」でビージーズ、「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」でルチアーノ・パヴァロッティらと共演している。また「ザ・リーズン」でキャロル・キングジョージ・マーティン、「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」でブライアン・アダムス、「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」にレゲエの要素を加えたジャマイカ人の歌手のダイアナ・キングなどの音楽家も参加している。名前が示すとおりこのアルバムのテーマは愛である。しかし「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」や「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」からもわかるように、主に「兄弟愛」に視点が置かれている。

このアルバムで最もヒットしたシングルはバラード「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」である。ジェームズ・ホーナー作曲、ホーナーとウォルター・アファナシエフのプロデュースで、1997年の超大作映画『タイタニック』に愛のテーマとして使用されて以降、世界中のほとんどの国でヒットチャートを付け、ディオンの代表曲になった。アカデミー歌曲賞グラミー賞最優秀楽曲賞などさまざまな賞を受賞した。

当初13曲目には「Is Nothing Sacred」(作詞・作曲ジム・スタインマン)が収録される予定であったが、なんらかの事情から「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」に変更されている。そのため、早くに製作されたアジア地域の告知ポスター上の収録曲では「Is Nothing Sacred」が印刷されていた。またアルバムのタイトルも、当初は1曲目の「ザ・リーズン」を、そのままアルバム名とする予定であった。

このアルバムにはカバー曲が多数含まれている。

  • 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(ダイアナ・キング
  • 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」(ビリー・ポーター
  • 「ホエン・アイ・ニード・ユー」(レオ・セイヤー
  • 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ミナ)
  • 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」(ジャン=ジャック・ゴールドマンのフランス語曲「Puisque Tu Pars」の英語版)
  • 「アマール・アシエンド・エル・アモール」(ビリー・マンの「You Only Love Once」のスペイン語版)

セリーヌ・ディオンはこのアルバムとそのシングルによってグラミー賞アカデミー賞アメリカン・ミュージック・アワードビルボード・ミュージック・アワードワールド・ミュージック・アワードなど多数の賞を受賞。またライブツアー「Let's Talk About Love Tour」も敢行した 。

収録曲

ヨーロッパ/オーストラリア/アジア版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ザ・リーズン」キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2.イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ)バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3.「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング)ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4.「ホワイ・オー・ホワイ」マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5.「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6.愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド)リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7.「アマール・アシエンド・エル・アモール」マン、リッチ、ベニート
8.「ホエン・アイ・ニード・ユー」アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9.「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」コリー・ハート
10.「アス」ビリー・ペース
11.「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』)ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13.「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」ハート
14.ビー・ザ・マンフォスター、ジュニア・マイルズ
15.「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ)トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
16.「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
アメリカ版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ザ・リーズン」キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2.イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ)バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3.「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング)ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4.「ホワイ・オー・ホワイ」マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5.「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6.愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド)リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7.「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」ハート
8.「ホエン・アイ・ニード・ユー」アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9.「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」コリー・ハート
10.「アス」ビリー・ペース
11.「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』)ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13.「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ)トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
14.トゥ・ラヴ・ユー・モアフォスター、マイルズ
15.「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
カナダ版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ザ・リーズン」キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2.イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ)バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3.「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング)ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4.「ホワイ・オー・ホワイ」マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5.「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6.愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド)リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7.「アマール・アシエンド・エル・アモール」マン、リッチ、ベニート
8.「ホエン・アイ・ニード・ユー」アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9.「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」コリー・ハート
10.「アス」ビリー・ペース
11.「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』)ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13.「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」ハート
14.「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ)トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
15.「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
南米版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ザ・リーズン」キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2.イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ)バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3.「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング)ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4.「ホワイ・オー・ホワイ」マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5.「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6.愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド)リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7.「アマール・アシエンド・エル・アモール」マン、リッチ、ベニート
8.「ホエン・アイ・ニード・ユー」アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9.「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」コリー・ハート
10.「アス」ビリー・ペース
11.「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』)ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13.「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ)トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
14.トゥ・ラヴ・ユー・モアフォスター、マイルズ
15.「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
アジア限定ツアー版ボーナスCD
#タイトル作詞・作曲時間
1.「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(リッチー・ジョーンズ・ミックス)ホーナー、ジェニングス
2.「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モラン・ミックス)フォスター、マイルズ
3.「ビー・ザ・マン」(カラオケ・ヴァージョン)フォスター、マイルズ
4.「ユニゾン」(リミックス)アンディ・ゴールドマーク、ブルース・ロバーツ
5.ラヴ・キャン・ムーヴ・マウンテンズ(ライヴ・フロム・À l'Olympia)ダイアン・ウォーレン

発売日

地域 日付 レーベル 規格 品番
オーストラリア 1997年11月14日 ソニー・ミュージック、エピック、550 CD 4891592
日本 1997年11月15日 ソニー・ミュージック・ジャパン、エピック、550 ESCA-6877
ヨーロッパ 1997年11月17日 ソニー・ミュージック、コロムビア 4891592
アメリカ 1997年11月18日 エピック、550 68861
カナダ ソニー・ミュージック、コロムビア
アジア 1999年1月18日 2CD 4891592
ヨーロッパ 2009年8月2日 88697593672

参考文献

  1. ^ “Let's Talk About Love: The Singles - Celine Dion”. The Power of The Music. 2012年2月28日閲覧。
スタジオアルバム
フランス語
英語
ライブアルバム
  • 『セリーヌ・ディオン・アン・コンセール』
  • 『ア・ロランピア』
  • 『パリ・ライヴ』
  • 『オ・クール・デュ・スタード』
  • 『ア・ニュー・デイ…ライヴ・イン・ラス・ヴェガス』
  • 『Taking Chances ワールド・ツアー:ザ・コンサート』
  • 『セリーヌ・ユヌ・スール・フォワ/ライヴ2013』
ベストアルバム
フランス語
  • 『デュ・ソレイユ・オ・クール』
  • 『レ・プリュ・グラン・スクセ・ド・セリーヌ・ディオン』
  • 『レ・ワゾー・デュ・ボヌール』
  • 『レ・シャンソン・アン・オル』
  • ザ・ベスト・オブ・セリーヌ・ディオン
  • 『レ・プレミエールズ・アネ』
  • 『ゴールド・ボリューム1』
  • 『ゴールド・ボリューム2』
  • 『生きるために』
  • 『ザ・コレクション1982–1988』
  • 『ジ・アーリー・シングルス』
  • 『オン・ヌ・シャンジュ・パ』
英語
  • ザ・ベリー・ベスト
  • 『ザ・スペシャル・ベスト』
  • 『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ/FALLING INTO YOU/ア・ニュー・デイ・ハズ・カム』
  • 『コンプリート・ベスト』
  • 『ULTIMATE BOX』
  • 『マイ・ラヴ:エッセンシャル・コレクション』
  • 『ザ・ベスト・オブ・セリーヌ・ディオン&デイヴィッド・フォスター』
映像作品
  • 『ユニゾン』
  • 『ラヴ・ストーリーズ・コンサート』
  • 『ライヴ!』
  • 『ライヴ・イン・メンフィス』
  • 『オ・クール・デュ・スタード』
  • 『ザ・ベリー・ベスト〜ビデオ・コレクション』
  • 『オン・ヌ・シャンジュ・パ』
  • 『ライヴ・イン・ラスベガス』
  • 『セリーヌ・シュ・レ・プレーヌ』
  • 『スルー・ザ・アイズ・オブ・ザ・ワールド』
  • 『Taking Chances ワールド・ツアー:ザ・コンサート』
  • 『セリーヌ・ユヌ・スール・フォワ/ライヴ2013』
コンサートツアー
  • セリーヌ・ディオン・アン・コンセール
  • アンコニト・トゥルネー
  • ユニゾン・ツアー
  • セリーヌ・ディオン・イン・コンサート
  • ラヴ・ストーリーズ・ツアー
  • フレンチ・アルバム・ツアー
  • FALLING INTO YOU アラウンド・ザ・ワールド・ツアー
  • レッツ・トーク・アバウト・ラヴ・ワールド・ツアー
  • Taking Chances ワールド・ツアー
  • サンズ・アタンドレ・ツアー
  • アジア・ツアー(中止)
レジデンシーショー
関連項目
  • ユーロビジョン・ソング・コンテスト1988
  • レネ・アンジェリル
  • テレサ・ディオン
  • ニッケルズ・グリル&バー
  • シュワルツ
  • セリーヌ・ディオン・パーヒューム
  • 『ザッツ・ジャスト・ザ・ウーマン・イン・ミー』
  • 『セリーヌ』
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