マジョリティ
マジョリティ(英:majority)は、本来、「多数者」・「多数派」を意味する英語の言葉。対義語はマイノリティ(少数者・少数派)。形容詞はメジャー (major)。
人が集まると集団が出来る。集団を集合ととらえたときの最大の部分集合がマジョリティになる。
「マジョリティ」の誤用として、「単純な人数としては必ずしも多数でなくとも、様々な経緯によって、強い発言力を持ち優位な立場に立つグループ」(欧米では「ドミノント・マイノリティ」(英語: dominant minority、支配的少数者)と呼ばれる)を広義の意味で指すことがある。以下に、例を挙げる。
マジョリティは、多数派であるが故に、意識せずマイノリティに不利な環境を作る場合がある。例えば、日本においては自動改札などが右利き(マジョリティ)に便利なように作ってあるため、左利き(マイノリティ)には不便な作りとなっている。
関連項目
- サイレント・マジョリティ
- ジョン・スチュアート・ミル(多数者の圧政)
- 双方向ライブ にっぽんのマジョリティー
- 院内総務 (アメリカ)
- ソックパペット、自作自演
- 数の暴力
- ボリシェヴィキ(ロシア語で多数派の意味)
- 「マジョリティ」で始まるページの一覧
- タイトルに「マジョリティ」を含むページの一覧