ネマニヤ通り

セルビア政府庁舎
鉄道博物館
セルビア国立銀行の新庁舎

ネマニヤ通り(セルビア語:Немањина улица / Nemanija ulica)は、セルビア共和国の首都・ベオグラードを走る重要な通りであり、同市のサヴスキ・ヴェナツ区(Savski Venac)にある。1884年に鉄道が開通して以来、ネマニヤ通りは商業的に重要な路線となった。通りは1896年に、12世紀のセルビアの君主ステファン・ネマニャの名をとって命名された。

場所と主な建築物

ネマニヤ通りはベオグラードの交通の要となっている通りのひとつである。通りはベオグラード駅スラビヤ広場(英語版)とを結んでいる。ベオグラードの主要な官公庁がこの通り付近に立ち並んでいる。ユーゴスラビア国防省(英語版)庁舎は1999年のNATOによる空爆で破壊され、その壊れた姿を残している。また、セルビア国立銀行(英語版)もこの通り沿いにある。2003年3月12日には、当時首相であったゾラン・ジンジッチがセルビア政府庁舎の前で暗殺された。

復興

2005年冬、通りの復興作業が始まった。ネマニヤ通りの復興は、ベオグラード再開発計画の重要部分である。この往来の激しい通りを閉鎖しなければならず、工事作業は急ピッチで進められた。復興は2006年春に終わり、路面電車の線路、新しい歩道、駐車場が新たに設けられ、排水設備も改良された。

外部リンク

  • Nemanjina Street at the official site of the City of Belgrade
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