トール・エル・ハマム

トール・エル・ハマムヨルダンヨルダン川河口の東側付近にある古代都市の考古遺跡である。2021年に研究者はこの都市が青銅器時代隕石の空中爆発により破壊されたこと、その後暫くの間塩害により近隣で農耕が行えなかったこと、旧約聖書創世記に書かれているソドムとゴモラの滅亡の記述がこの破壊に関係している可能性があることを発表した。

参考資料

  • 約3600年前に隕石落下による大爆発で大都市が丸ごと吹っ飛んで滅んでいたと判明、「ソドムとゴモラ」のモデルか? GIGAZINE
  • 古代中東の都市が「ツングースカ大爆発」のような天体衝突で破壊されていた可能性が高まる sorae 宇宙へのポータルサイト
  • 「ソドム」の物語は隕石の衝突から生まれた?…最新の研究が示唆 Business Insider Japan
  • ツングースカ級の小天体衝突で滅びた? ヨルダン渓谷の3600年前の遺跡で発見、ソドム伝承の由来にも Yahoo!Japanニュース
  • 退廃の町ソドムは隕石の空中爆発によって滅亡した!「旧約聖書」の史実カタストロフィー/宇佐和通 web-mu.jp
  • A Tunguska sized airburst destroyed Tall el-Hammam a Middle Bronze Age city in the Jordan Valley near the Dead Sea Nature(論文へのリンク 当初発表されたものから修正されている)

座標: 北緯31度50分26.7秒 東経35度40分28.2秒 / 北緯31.840750度 東経35.674500度 / 31.840750; 35.674500