ジョルジ・フォンセカ

この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の姓)はロドリゲス、第二姓(父方の姓)はダ・フォンセカです。
獲得メダル
ポルトガルの旗 ポルトガル
柔道
オリンピック
2020 東京 100kg級
世界選手権
2019 東京 100kg級
2021 ブダペスト 100kg級

ジョルジ・イヴァエル・ロドリゲス・ダ・フォンセカ(Jorge Ivayr Rodrigues da Fonseca 1992年10月30日- )は、ポルトガル柔道選手。サントメ・プリンシペ出身。階級は100kg級。身長174cm[1][2][3]

経歴

2013年のU23ヨーロッパ選手権100kg級で優勝した[3]。2015年にはグランドスラム・バクーで3位になった[2]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは2回戦で今大会優勝したチェコのルカシュ・クルパレクを指導2でリードするも、終盤に技ありを取られて逆転負けを喫した[1][2]。2017年のグランドスラム・パリでは準決勝で日本の飯田健太郎内股で逆転負けするも3位になった[2]。2018年の世界選手権では7位だったが、グランドスラム・大阪では敗者復活戦で飯田を破るなどして3位となった[2]。2019年の世界選手権では準々決勝で世界ランキング1位であるジョージアのヴァルラーム・リパルテリアニ、準決勝でリオデジャネイロオリンピック銀メダリストであるアゼルバイジャンのエルマール・ガシモフをそれぞれ破ると、決勝ではロシアの強豪ニヤス・イリアソフを破って、ポルトガルの選手として初めて世界チャンピオンとなった[4]。その後は一時期低迷したが、2021年の世界選手権では決勝でセルビアのアレクサンダル・クコルを小内刈で破るなどオール一本勝ち(初戦から決勝まで一度もGSに突入していない)で圧倒的な強さで世界選手権2連覇を果たした[5]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックには優勝候補として挑むと、2回戦でヨーロッパチャンピオンであるベルギーのトマ・ニキフォロフ、準々決勝でイリアソフをそれぞれ破ったが、準決勝で元世界チャンピオンの韓国のチョ・グハムに技ありで敗れた。しかし、その後の3位決定戦には勝利して銅メダルを獲得した[6]

IJF世界ランキングは3417ポイント獲得で5位(24/5/6現在)[7]

主な戦績

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b Biography and Olympic Results
  2. ^ a b c d e f profile
  3. ^ a b Judo results
  4. ^ World Judo Championships 2019
  5. ^ World Judo Championships Hungary 2021
  6. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  7. ^ “World ranking list”. 2016年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月30日閲覧。

外部リンク

  • ジョルジ・フォンセカ - JudoInside.com のプロフィール(英語)
1967~75年は93kg級、79~97年は95kg級、99年以後は100kg級
1960年代
~70年代
1980年代
~90年代
2000年代
~10年代
  • 60kg級
  • 66kg級
  • 73kg級
  • 81kg級
  • 90kg級
  • 100kg級
  • 100kg超級
  • 無差別級
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