コウゾ属
コウゾ属 | ||||||||||||||||||
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分類(APG) | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Broussonetia Orteg. | ||||||||||||||||||
下位分類群 | ||||||||||||||||||
コウゾ属(コウゾぞく)またはカジノキ属(カジノキぞく)は、クワ科の1属である。落葉低木。樹皮を利用するために栽培される。
種
次の4種が認められている。
- ツルコウゾ Broussonetia kaempferi
- ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
- Broussonetia kurzii
- カジノキ Broussonetia papyrifera
このほか、雑種コウゾ Broussonetia kazinoki × papyrifera があるが、Broussonetia kazinoki の和名をコウゾとすることもある。
コウゾ、ヒメコウゾ、カジノキは、古い文献では明確に区別されていないことも多い。現在でも産業界では区別せずコウゾと呼ぶこともあるが、輸入品はカジノキが主である。
利用
丈夫な繊維でできた樹皮が利用される。種により品質が違うともされるが、利用法の違いはほとんどない。
日本では糸にほぐして木綿 (ゆう)を作り、それを織って太布(たふ)にする。また、繊維に分解し、和紙、画仙紙などの紙の原料にもなる。
ポリネシアでは、樹皮をそのまま叩いて伸ばし張り合わせ、タパにする。
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