オスク・ウンブリア語群

オスク・ウンブリア語群(オスクウンブリアごぐん、Osco-Umbrian languages)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派のうちの一群の言語で、元来オスク語ウンブリア語を指すが、現在ではその他の言語からなるサベリア語群(Sabellic languages)もまとめる考えが有力である。

イタリア中・南部で、ラテン語が広まる以前に使われ、碑文などが多数残っている。ウンブリア語群(ウンブリア語、アエクィ語、ウォルスキ語、プレストニア語、マルシ語を含む)、オスク語、および南ピケネ語からなる。北ピケネ語は別系統(非印欧語)である。

オスク・
ウンブリア
語群
ラテン・
ファリスク
語群
ラテン語
ロマンス諸語

古ラテン語
俗ラテン語
古典ラテン語
中世ラテン語
南ロマンス語
イタロ・
ダルマチア語
イタリア語
西ロマンス語
ガロ・
ロマンス語
オイル語
フランス語
レト・
ロマンス語
ガロ・
イタリア語
オクシタニー・
カタロニア語
カタルニア語
オック語
イベロ・
ロマンス語
アストゥリアス
・レオン語
ガリシア・
ポルトガル語
ポルトガル語
スペイン語
東ロマンス語
ルーマニア語
上記は分類の一例。†は死語
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