オコンネル橋

オコンネル橋
上流からのオコンネル橋の眺め
基本情報
アイルランドの旗 アイルランド
所在地 ダブリン
交差物件 リフィー川
設計者 ジェームズ・ガンドン
着工 1791年 (再建1877年)
竣工 1794年 (再建1882年)
座標 北緯53度20分50秒 西経6度15分33秒 / 北緯53.3473度 西経6.2591度 / 53.3473; -6.2591座標: 北緯53度20分50秒 西経6度15分33秒 / 北緯53.3473度 西経6.2591度 / 53.3473; -6.2591
構造諸元
材料 花崗岩ポートランド石
全長 45 m
50 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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オコンネル橋 (オコンネルきょう、アイルランド語: Droichead Uí Chonaill) は、ダブリンリフィー川に架かる道路橋であり、オコンネル・ストリート(英語版)ドリア・ストリート(英語版)ウェストモアランド・ストリート(英語版)及びサウス埠頭を結んでいる。

歴史

南側から北側への眺め、バックに尖塔が写る

最初の橋(アイルランド総督 - フレデリック・ハワード (第5代カーライル伯爵)に因みカーライル橋と名付けられた)は、ジェームズ・ガンドン(英語版)によって設計され、1791年から1794年にかけて建設された[1]

もともと瘤があり[1]、狭かった「カーライル橋」は対照的で、3つの対称なアーチが花崗岩で組み立てられ、ポートランド石手すり子オベリスクが4つの角に付いていた[2]。中央スパン先端の要石は、リフィー川を象徴し、他のアイルランドの川(英語版)を象徴するカスタム・ハウス(設計はジェームズ・ガンドン(英語版))に似ている。

1860年以来、街頭の景観を改善し、橋の上の交通渋滞をなくすため、橋の北側に接続するサックヴィル・ストリート(現在のオコンネル・ストリート)と同じ幅70m (230ft) に、カーライル橋を拡張することが意図された(エセックス橋、現在のグラタン橋(英語版)と似た工事)[2]。1877年から1880年にかけて、橋は改修され[3]、スパンはリフィー川の現在の45m、幅約50mとなった。

橋が再び開通した1882年頃、橋はダニエル・オコンネルに因んで改名され、彼の名誉ある銅像がつくられた。

近年、中央分離帯を飾っていたランプは、5つのランタンに戻された。2004年、いたずらでファザー・パット・ノイズ(英語版)に捧げられた橋に飾り版をつけた。これは2006年5月まで気づかれず[4]、2013年4月時点でまだそこにある。

備考

  • ダブリンには、2つのオコンネル橋が存在し、もう一方は、セント・ステファンズ・グリーンにある。
  • 橋はリアム・オフラハティ(英語版)の短編小説、狙撃者(英語版)の舞台でもある。

出典

  1. ^ a b Archiseek.com - O'Connell Bridge entry
  2. ^ a b "Project history of Dublin’s River Liffey bridges" Bridge Engineering 156 Issue BE4, Phillips & Hamilton
  3. ^ Shop.osi.ie mapviewer
  4. ^ The Father Pat Noise Memorial

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、オコンネル橋に関連するカテゴリがあります。
  • Webcam directed at O'Connell Bridge
  • Another webcam focused on the bridge. Features realtime streaming
  • O'Connell Bridge - Structurae