イランの国章

イランの国章
詳細
使用者 イラン・イスラム共和国
採用 1980年5月9日
クレスト タシュディード
サーベルと4つの三日月
モットー : الله
アッラーフ

イラン国章は、4つの三日月と真ん中のサーベルの5部から成り、全体は「アッラーフ (الله)」を意匠化したものである。国章の5部構成は、イスラムの5原則を象徴する。サーベルの上には、W型の「タシュディード」が位置する。アラビア文字では、タシュディードは、促音化すなわち子音の重複を示し、ここでは、サーベルの力が二重であることを意味している。

国章の形は、チューリップに似せられている。古代ペルシャ伝説では、祖国のために兵士が戦死した場所には、赤いチューリップが咲くという。現在でも、チューリップは、勇敢さの象徴と考えられている。1980年より以前の帝政時代には、ライオンモチーフにした紋章である『獅子と太陽』が用いられていた。

  • 1925年-1979年
    1925年-1979年
  • 1979年-1980年
    1979年-1980年

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、イランの国章に関連するカテゴリがあります。
東アジア
東南アジア
南アジア
中央アジア
西アジア
北アジア
*1 ヨーロッパにも分類され得る。 2 一部はアフリカに含まれる。
関連カテゴリ:Category:国章