アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト

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アンダー・カヴァー・オブ・ザ・ナイト
ローリング・ストーンズシングル
初出アルバム『アンダーカヴァー』
B面 オール・ザ・ウェイ・ダウン
リリース
規格 レコード, シングル
録音 1983年1月 (1983-01) - 5月
ジャンル ロック
時間
レーベル Rolling Stones
作詞・作曲 ジャガー/リチャーズ
プロデュース グリマー・ツインズ、クリス・キムジー
チャート最高順位
11位(イギリス)、9位(アメリカ)
ローリング・ストーンズ シングル 年表
  • アンダー・カヴァー・オブ・ザ・ナイト
  • (1983年 (1983)
  • シー・ワズ・ホット
  • (1984年 (1984)
アンダーカヴァー 収録曲
SIDE 1
  1. アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト
  2. シー・ワズ・ホット
  3. タイ・ユー・アップ (恋の痛手)
  4. ワナ・ホールド・ユー
  5. フィール・オン・ベイビー
SIDE 2
  1. トゥー・マッチ・ブラッド
  2. プリティ・ビート・アップ
  3. トゥー・タフ
  4. オール・ザ・ウェイ・ダウン
  5. マスト・ビー・ヘル
ミュージックビデオ
The Rolling Stones - Undercover Of The Night - OFFICIAL PROMO (EXPLICIT) - YouTube
The Rolling Stones- Undercover Of The Night (B Version) - YouTube
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アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」(英語: Undercover of the Night)は、1983年 (1983)に発表されたローリング・ストーンズの楽曲。作詞作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズアルバム『アンダーカヴァー』収録。

解説

アルバム『アンダーカヴァー』からの第1弾シングル。実質的にはジャガー単独で書かれた曲で[1]、歌詞についてジャガーはウィリアム・バロウズ小説Cities of the Red Night」からの影響を受けていることを明かしている[2]ヒップホップの要素を取り入れたダンサブル・ナンバーで、スライ&ロビーのスライ・ダンバーによるパーカッション電子ドラムがアクセントとなっている。ブアイアン・マクギーがリミックスを施したダブ・バージョンも存在し、12インチシングルとしてリリースされている。

シングル・チャートでは全米9位[3]、全英11位[4]という成績を残したが、本作を自信作としていたジャガーにはこの結果は不満らしく、「露骨に政治のことを歌うといまいち売れないんだよな」とコメントしている[2]。一方でリチャーズは「これは俺たちのベストと呼べるものではない」とこの曲を嫌っている。コンサートでは本作の発表から直近の1989年のツアーで初披露され、その後1994年から1995年1999年2002年および2006年のツアーでも披露されている[5]

プロモーション・ビデオ

この曲のプロモーションビデオは2バージョンが制作されている。1つは歌詞の世界観を反映したドラマ仕立てになった映像で、ジャガーがテロリスト集団に誘拐される男と、それを追いかける刑事役の2役を、リチャーズがそのテロリスト役をそれぞれ演じている。映画並みの手の込んだ演出がなされているが、この映像は途中の布をかぶされた男が射殺されるシーンが過激すぎるとして、一部の放送局で放送禁止となった。2つ目はメンバーによる演奏シーンのみを抜き出したバージョンで、放送にはほとんどこちらの方が使用された。監督はジュリアン・テンプル[6]。いずれの映像もYouTubeのストーンズ公式ページで視聴できる。

レコーディング・メンバー

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ SIGHT VOL.14 特集『ロックの正義!!ストーンズ全100ページ』(株式会社ロッキング・オン2003年)p.27
  2. ^ a b ベストアルバム『ジャンプ・バック〜ザ・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』付属のライナーノーツより。
  3. ^ The Rolling Stones - Chart history | Billboard
  4. ^ rolling stones | full Official Chart History | Official Charts Company
  5. ^ a b c d e f g “Undercover of the Night” (英語). 2017年6月8日閲覧。
  6. ^ 『アンダーカヴァー』2009年リマスターCD(日本版)付属の犬伏功による解説より。
旧メンバー
代表曲
アルバム
UK スタジオ・アルバム
(1964–1967)
US スタジオ・アルバム
(1964–1967)
スタジオ・アルバム
(1967–現在)
UK コンパクト盤
ライブ・アルバム
コンピレーション
アブコ編集盤
デッカ編集盤
その他のアルバム
映像作品
ライブ・ツアー
  • アメリカン・ツアー 1969
  • ヨーロピアン・ツアー 1970
  • UKツアー 1971
  • アメリカン・ツアー 1972
  • パシフィック・ツアー 1973
  • ヨーロピアン・ツアー 1973
  • ツアー・オブ・アメリカ '75
  • ツアー・オブ・ヨーロッパ '76
  • USツアー 1978
  • アメリカン・ツアー 1981
  • ヨーロピアン・ツアー 1982
  • スティール・ホイールズ/アーバン・ジャングル・ツアー
  • ヴードゥー・ラウンジ・ツアー
  • ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー
  • ノー・セキュリティ・ツアー
  • リックス・ツアー
  • ア・ビガー・バン・ツアー
マネージャー
プロデューサー
外部ミュージシャン
関連人物
関連項目
カテゴリ カテゴリ
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